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2015.04.06 Monday | category:-
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インディゴの夜/加藤実秋

原作にまで手を出してみましたよ。Welcome to インディゴー!

ドラマ→原作の流れで入っているのでどうしてもドラマと比較してしまいがち。ドラマ版は結構改変されてるんだね。別人に近いようなキャラまでいるのでドラマ全部終わってから読めば良かったかなーと思った。原作既読でドラマ見た人はあのドラマを受け入れられたのだろうか…。

連作短編小説になっていて1冊に4話収録されていた。フリーライター高原晶の「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれる店があればいいのに」という一言がきっかけで生まれたのが渋谷のホストクラブ、club indigo。晶とインディゴで働くホスト達の周辺で起きる事件を解決していく推理物だ。推理物なので当たり前と言えば当たり前だが、毎回インディゴ周辺で事件が起きるのである。お前らの周辺事件起きすぎだろう、コナンかよ?と言いたくなるがそれを言ってしまうと元も子もない。

晶の職業はフリーライター。それが表の仕事であり、インディゴの店長はあくまで裏の仕事だ。ドラマ版では冒頭いきなり濡れ衣着せられて出版社を解雇されるなんて話があったけれど、そういった逸話は小説ではないし、婚約者云々というエピソードもなかった。原作とドラマとを比較すると、ドラマの方が各キャラクターに感情移入しやすい。特にテツは原作では然程出番は多くなかった。ドラマの方が各キャラの背景まで描いていてキャラクターとしての魅力を引き出している、とでも言うべきか。ただその分原作通りのキャラというわけにはいかず、かなり設定を変更しているようだ。原作とドラマで大きなブレがないのは塩谷さん、憂夜さん、ジョン太ぐらいかな。テツやアレックスは外見が別人だし、原作ではモイチに双子設定はない。モサクが完全にドラマオリジナルキャラ。犬マンも原作では猿顔で物真似が得意とか言われてて誰だよそれ…とドラマの知性派キャラとは程遠い。1巻では樹やポンサック、吉田吉男は出てこなかったが、ドラマには出てこないホストの名前がちらほら出ていた。

ドラマから入っているのでドラマのキャラ設定に抵抗はないし、だからと言って原作のキャラ設定もこれはこれで面白い。何でドラマではモサクを出して双子設定にしたんだろ。それが一番謎。あと読んでて一番びっくりしたのが、憂夜さんのキャラは加藤和樹にぴったりなんだね…ハマリ役じゃないか。演技固すぎとか思ってたけど、あれが正解なんだな…。

文章は堅苦しくなく軽快で読みやすい。ノリがラノベに近いかも。ホストクラブを舞台にしていながら通常のホストクラブではない、という目の付け所が面白い。ドラマとのキャラの違いさえ受け入れられればすらすら読めてしまう。ドラマよりストーリーがディープな部分もあるし、個人的にはドラマも原作も甲乙付け難い。店長の設定は原作の方が好きだなー。

小説を読んではっきりしたのは、あのドラマはホスト達のキャラクターの立たせ方が異常に上手いってこと。勿論小説という基盤があった上でのドラマではあるんだけど、テツのエピソードは小説とドラマとで受ける印象があまりにも違いすぎる。ドラマの放送順序は小説とは違う。あえて順番を入れ替えて、それぞれのキャラクターの魅力を引き出したのだと思う。それから、1巻を読んだ限りではドラマの方が店長のホスト達への愛も深いように感じた。小説の方が付き合いがライトというか、完全に副業だしね、インディゴの店長は。ドラマだとホスト達も「俺達が店長を守るんだー!」みたいなところがあるけど、小説はそこまで馴れ合ってない感じ。

晶なんて男みたいな名前は嫌だ、桃子みたいな可愛い名前が良かった、と愚痴る晶に「うまくいかないっすね」と呟いたテツの本名が桃子だったというくだりがあまりにも切ない。小説だけ読んでいたらテツに対して特に愛着は湧かなかったかもしれない(そもそも出番が殆どない、表題作の「インディゴの夜」がテツのエピソードだし)、。そういった意味では多少改変されていてもドラマの演出は決して悪くない。

「原色の娘」と題された祐梨亜のエピソードのラストで、空也が自分の指輪を祐梨亜にあげる場面が好きだ。「この指輪がぴったりになったらその時店においで」流石ナンバーワンはやることが違いますね、格好良すぎ。


まぁ個人的にはドラマで犬マンが言葉では形容できないほど好きなので小説で全く別人だったのが軽くショックだったんだけど、考え方を変えれば逆にドラマに感謝したいよ、キャラ変更してくれてありがとう…。

小説、ドラマ、舞台と三段階で楽しむ。

2010.03.09 Tuesday | category:読書
| りんこ | 22:08 | comments(0) | - |
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