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2015.04.06 Monday | category:-
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト

タイトルは原題の「The Devil's Violinist」の方が良いと思う。

すごく良い映画だった。演奏シーンが多くて音が主役の映画。主演・製作総指揮・音楽がヴァイオリニストのデイヴィッド・ギャレット。悪魔に魂を売ったとまで言われた天才ニコロ・パガニーニをあのデイヴィッド・ギャレットが演じるというのだからそれはもう楽しみにしていたのだけど、予想以上に良かった。とにかく音楽が素晴らしい。映画の中の演奏シーンに思わず拍手しそうになるくらい。


類稀な演奏技術を有していたパガニーニ。彼の才能はなかなか世間から認められず、不遇な時代を送っていた。しかし、パガニーニの才能に目をつけた敏腕マネージャー、ウルバーニの手腕によってパガニーニの名は瞬く間にヨーロッパ中に知れ渡ることとなる。

パガニーニの噂を耳にしたロンドンの指揮者、ジョン・ワトソンはパガニーニを招聘しようとするものの、ウルバーニから多額のギャラを要求される。自身の生活が苦しくなる中パガニーニの来訪を待ち侘びるものの、ギャンブルに興じ、酒や女に溺れるパガニーニはなかなかやって来ない。ようやくロンドンにやって来たパガニーニはワトソンの家に滞在することになり、そこでワトソンの娘シャーロットと出会う。


ストーリーには特に意外性があるわけではないし多少時間軸が分かりにくいかなとは思うんだけど(出演者の見た目に大きな変化がないせいだと思う)、この映画の主軸になるのはヴァイオリンの音だ。余すところなく超絶技巧を披露するデイヴィッド・ギャレットの奏でる音楽が主役。時々これはニコロ・パガニーニなのかデイヴィッド・ギャレットなのか…?って気分にさせられるんだけど、個人的にはそれがまた楽しかったです。コンサートでパガニーニが客席から現れて観客大熱狂っていう場面とかはギャレットのコンサートと重なる。映画の中でデイヴィッドが演じるパガニーニの表情と自身のコンサートで見せるデイヴィッドの表情は全然違うんだけど、パガニーニとデイヴィッドの姿が重なって見える瞬間が何度かあった。

酒場でヴァイオリンを弾くシーンで、弦が切れてG線のみで演奏するという逸話が再現されてるんだけどここの演奏シーンは圧巻でした。これだけでも観る価値あった。このシーンの「ヴェニスの謝肉祭」がこの映画の中で一番好き。

そして劇中の随所で流れるシューベルトの「魔王」がとても効果的だった。パガニーニにとっての魔王はウルバーニだったのだろう。ウルバーニはパガニーニに富と名声を与えてくれたけれど、シャーロットとの恋愛を壊し、破滅に導いた。それに加えて「魔王」の旋律が表しているのはパガニーニに迫り来る死の気配。この映画の中で「魔王」はウルバーニのテーマであり、「魔王」の歌詞さながらにパガニーニを死へと導く旋律だった。


シャーロットを演じたアンドレア・デックの透き通るような歌声も美しかった。ギャレットの演じるパガニーニは痩せてないしあまり病弱には見えないんだけど、演奏シーンを見るとそんなことはどうでもよくなる。息子を溺愛している様子が描かれていたのは良かったし、賭博で有り金が尽きて愛用のヴァイオリンを差し出したり、パガニーニのコンサートで譜面を書き取ろうとする客がいるといったエピソードが盛り込まれてたのも良かった。

音楽を聴くための映画。パガニーニがヴァイオリンを弾くシーンは気持ちが前のめりになる。パガニーニの音楽って超絶技巧も然ることながら旋律に悪魔的な魅力があって、観終わった後もずっと尾を引いてる。映画の中で象徴的に流れる「lo Ti Penso Amore」の旋律がとても美しくて、先月デイヴィッドのコンサートで弾いてくれたんだけど映画を観た後に聴いてみたかったなー。あと劇中で国王の前で即興演奏した「God Save the King」が素晴らしかったので、これもアルバムに収録して欲しかった。

2014.07.21 Monday | category:映画
| りんこ | 22:34 | comments(2) | trackbacks(0) |
マレフィセント

この映画単体で考えたら決して面白くないわけではなかったんだけど、「眠れる森の美女」のストーリーを知っているだけに全く異なるストーリーに仕上がっていたのがちょっと微妙かなーという気もする。ただ映画の終盤でみんなの知っている眠れる森の美女とはちょっと違うでしょ?というニュアンスのナレーションが入っていたし、別の世界の物語として楽しめばこれはこれで面白いのではないかと。個人的にはオーロラ姫が眠りから覚めるところのストーリーまで変わっていたのはちょっとどうかと思ったけど。

映像が綺麗だったのと、アンジェリーナ・ジョリーの存在感が際立ってた。ストーリーは色々突っ込みどころ満載だったけど、マレフィセントを主役に据えた時点で実はちょっと可哀想な人なのエピソードが入るんだろうなという予想は出来たしね。ステファンが改心することがなかったのと、王子別にいらなくない?っていうのが一番気になった…。マレフィセントがオーロラに呪いをかけたことを後悔していたり、オーロラの成長を見守っていたりっていうエピソードは結構好き。

多分ディズニーの「眠れる森の美女」に思い入れがない人の方が楽しめる映画。マレフィセントが憎しみから悪の化身になるのかと思いきや、悪になりきれないまま葛藤するっていうのは「眠れる森の美女」と切り離して考えれば悪くないかな。

でもやっぱり何度も見たいと思うのは「眠れる森の美女」だよ。子供の頃に見たディズニーアニメの中でも1、2位を争うくらい好きだった。

2014.07.14 Monday | category:映画
| りんこ | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホビット 竜に奪われた王国

副題は「スマウグの荒らし場」の方が良かったなぁ。

公開初日に2D字幕、翌日映画の日に3D吹替えで見てきました。今回3D字幕やってるとこ少ないのかな。結構大きい映画館に行ったんだけど2館とも3D字幕やってなかった。個人的には字幕の訳の方が好きだったけど、映像はやっぱり3Dの方が面白かった。


上映時間が予告入れると3時間近くて途中ちょっと冗長気味に感じる部分もありました。で、最後はここで終わるのかよおおおおおおお!!!って叫びたくなるぐらいのところで終わる。前作「思いがけない冒険」はビルボが指輪を手に入れて「俺たちの戦いはこれからだ!」的なところで終わったので一年以上待てたけど、今回は一年も待つのか…って愕然とした。何で日本だけいつもこんなに公開が遅いんだろう…早く続きが見たい!!

ロードオブザリングと同じように前作のあらすじのようなものは一切ないので続き物だということを知らずに見に来ている人がいたとしたら悲劇だと思うけど個人的にはなくて良いです。冒頭すぐピーター・ジャクソン監督が出てました。今回は分かりやすかった。

前作は旅に出る前、ドワーフがわいわいがやがやしているシーンなんかもあったけど、今回はアクションシーン多め。そして思った以上にレゴラスが出ていた。準主役だろってぐらいの勢い。映画観る前は予告やポスター、番宣がものすごいレゴラス押しで原作に出てないのにこのレゴラス押しは大丈夫なのか?一作目が日本でコケたからレゴラスで一般人釣るつもりなのか…?と思ってて、「思いがけない冒険」のガラドリエルやサルマン程度の出番だと思っていたのでものすごく出演シーンが多くて吃驚したよー。そりゃレゴラス押しになるわ…。アラゴルン好きの私はレゴラスが羨ましいなんて…思って…ませんよ……あの時代にアラゴルン生まれてないし……レゴラスうらやま

ビルボが随分変わったなと感じる第二部でした。勇気を得た、という言葉通り今作ではつらぬき丸で自ら戦うシーンが多い。そうそう、「つらぬき丸」に関する訳も字幕の方が良かった。吹替えだとそのまま「スティング」って言われちゃってて、字幕版の方が剣の命名については分かりやすかった。

レゴラスのスーパーオーク狩りタイムとか、ドワーフ達による樽の川下りとか見所多くて楽しかった!樽のシーンはボンブール大活躍で(笑)ドワーフを踏み場にしてオークと戦うレゴラスとか。レゴラスといえば、レゴラスの前でギムリの名前が出てきたのはかなり良い演出でした。「ゴブリンの子供か?」って酷いこと言ってたけど、そいつ将来お前の相棒になるんだぜ…。

オリジナルキャラクターのタウリエルはハリウッド映画らしい恋愛要素もありで、このためにキーリはイケメンドワーフなんでしょうか…と思ったり。タウリエル綺麗だし闘う姿も格好良くて良かったです。キーリとどうなるかが気になるところだけど種族を超えた恋愛は哀しい予感しかしない…。


スマウグも格好良かった!目元がカンバーバッチさんに似てる。結構おだてられやすい性格なのかなーとなんだか可愛らしさも感じたけど。あの火炎放射の中、誰も大怪我してないのが凄いなと思った…トーリンとか特に。エレボールでのドワーフ達は勝手知ったる場所で自分達の持っている技術を活かして戦おうとしているのが良かった。炉を動かして、調合して、金を作って、っていう過程はホビット庄でのほのぼのとしたホビット達の暮らしを見ている時と同じようにわくわくする。それから今回は徐々に指輪の魔力に取り憑かれ執着し始めるビルボと、アーケン石に執着するトーリンの姿が少し重なって見えた。

一番最後のビルボの台詞は吹替えだと「何てことだ」だったんだけど、これも字幕の「僕たちのせいだ」の方がインパクトと絶望感があって良かったです。


アクションシーンの長さに対して前半のビヨルンのシーンなんかは短すぎじゃないかと思うんだけど、ビヨルンとかスランドゥイルとかはEE版で追加シーンがあると嬉しいな。闇の森のエルフは裂け谷のエルフと比べると野蛮な感じが出ててその辺りも良かった。

パンフは映画観る前に買ったんだけど、見終わった後に「ゆきて帰りし物語」の前売り券が発売されてることに気付いて、テンション上がったまま一年後に使う前売り券を買ってしまった。特典はメモパッドでした。「竜に奪われた王国」の前売りは特典第二弾がくるかなーって待ってたけど結局あのしょぼいステッカーだけですごく悲しかった…。

設定や世界観が作り込まれてるだけにコアなファンも多いけど新規のお客さんを掴むのが難しいのかなぁと思ったりします。私は指輪物語もホビットも大好きだけど!

2014.03.02 Sunday | category:映画
| りんこ | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
風立ちぬ

宮崎駿監督の最新作。公開2日目、劇場は人でいっぱい。

ジブリ映画を映画館で見るのは「ハウルの動く城」以来だった。「天空の城ラピュタ」が死ぬほど好きなんだけど、「風の谷のナウシカ」や「千と千尋の神隠し」はいつも途中で寝てしまって通して最後まで見た例がない。そんな感じなのでとてもじゃないけどジブリ作品が好きだなどと言える層ではない。ラピュタは死ぬほど好きだけど(何度でも言いたい)。

事前の評判は賛否両論といった感じでしたが、世間の評価がそれほど高いとは言えないだろう「ハウルの動く城」が好きなので宮崎駿作品に関しては自分で見てみないことには分からないと思っている。そして今回の「風立ちぬ」は私にとっては当たりだった。何度も繰り返して見たい作品ではないかもしれない。でも傑作と言って良い作品だと思う。これが宮崎駿の最後の作品になったとしたらそれはそれで素敵だと思う(でも作る気があるならまだまだ作って欲しいです)。ジブリを見て育った子どもが大人になった時に見て欲しい。

評価が割れてるのはトトロやポニョのように子ども向けの作品ではないから、でしょうね。子ども連れで見に行くべき映画じゃない。淡々と進む物語は子どもが見続けるには辛いというか、飽きてしまうだろうと思うから。

音楽が綺麗だった。映像が綺麗だった。静かに胸に染み入ってくる。テレビじゃなくて映画館の大きなスクリーンで見たい。そう思える映画でした。

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2013.07.21 Sunday | category:映画
| りんこ | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
レ・ミゼラブル サウンドトラック

買いました。

12月に映画見た直後(確かサントラ発売日だった)に買おうとしたら既に入荷待ち状態だった。本当は輸入盤の方がジャケット好みだったし値段も安かったんだけど、いつ再入荷するのか不明だったので入荷の早い国内盤にしたのです。

ほぼ全編に渡って歌で構成されている映画なのでその全てを1枚に収録できるはずもなく、サントラに収録されてるのは一部の楽曲のみですし、多くの方が望んでいるであろう「民衆の歌」は収録されていません。「エピローグ」の曲に一部「民衆の歌」が含まれてはいるけれど。恐らく後々完全版のサントラが発売されるのではないかと思います。他は大体めぼしい曲は収録されてるんじゃないかな。新曲の「Suddenly」も収録されてます。


楽曲が素晴らしくて名曲揃いなので収録曲が少ないとはいえ楽しめる。役者の歌唱力も良かったし。ただCDで聞くとラッセル・クロウの歌声はちょっと平坦でいまいちな感じがした。映画観てる時はそれほど気にならなかったんだけど、音のみだと目立つね。


何故「民衆の歌」を収録しなかったのが最大の謎であり唯一の不満点だけど、これを買った人の多くが完全版がもし発売されたらそっちも買ってしまうんでしょうね…

2013.01.27 Sunday | category:映画
| りんこ | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
Les Miserables

公開されて数日後に見に行ったので年内に見ていたのですが今更。


舞台版はまだ見たことないです。今年の上演は行くことになると思います。

約3時間の上映なので端折っている部分もたくさんあるんでしょうけど、役者の素晴らしい演技も相俟って涙なしには見られない感動大作に仕上がっていました。何より楽曲が素晴らしいので、音楽だけでも心に響くものがあります。ミュージカル映画なので、作中の台詞は99%ぐらい歌。ミュージカルに対する免疫がないと最初はちょっと面食らうかもしれない。

1回見てストーリーを把握したところでもう1回見ると見方が変わる部分も出てくるんだろうなーと思っているので、出来れば上映期間中にもう1回見ておきたいところ。どちらにしろDVD出たら買うけど。


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2013.01.13 Sunday | category:映画
| りんこ | 21:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホビット 思いがけない冒険

一番好きな映画を聞かれたらロード・オブ・ザ・リング3部作と迷わず答える。ピーター・ジャクソンが監督するというのだから、ホビットに期待しないわけがない。

公開初日に2D字幕で見に行って、その5日後に3D吹替えで見てきました。映像を見ることを優先するなら吹替えの方が良いのかもしれませんが、やっぱり原語が好きです。ドワーフの歌もあるしね。でも吹替えも手堅いキャストなので悪くはないけど。


ホビットまで3部作で作るとは思っていなかった。LOTRと比べるとスタッフがより自由に作品を作っているような気がする。LOTRの時は興行的に成功させなければいけないという事情もあったのかもしれないが、そのLOTRの成功を経て作られたホビットは「え、その場面にそんなに時間割くの?」と思うシーンもあったし原作には出てこないキャラクターも登場する。妥協したくない、作品を愛し抜いているピーター・ジャクソンだからこそ作れた映画だと思う。ビルボと一緒に旅をするドワーフも、一人も削らなかった。一見すると人数が多すぎるかもしれない。キャラクターが多すぎて分からないという人も出てくるだろう。だけどピーター・ジャクソンは妥協しない。妥協したくないから自分でメガホンを取ったのだろうと思っている。



公開翌日にはワンピースの映画が公開されたので一番大きいスクリーンは公開初日のみという不遇っぷりでしたね…その上3時間上映なので一日の上映回数も少ない。はっきり言って思ったほど人は入っていなかったし、LOTRの頃ほど盛り上がっていないと思う。最近になってよくCMを見かけるようになったけれど、そこまで大々的に宣伝されているような感じもしない。



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2012.12.29 Saturday | category:映画
| りんこ | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
るろうに剣心

佐藤健主演。龍馬伝の監督さんで、それ絡みの役者さんも多数出ていた印象。

何で今更るろ剣の実写化なのかと思わないでもないけど、佐藤健のメインビジュアルを見た時にそっくりすぎて驚いた。連載当時、原作がものすごく好きだったので実写化そのものにはあまり期待していなかったのだけど、期待値が低かった分そんなに悪くなかったなというのが見終わった後の率直な感想。勿論原作を知っているからこその不満点もあるけれど、一つの映画作品としては悪くないんじゃないかな。アクションは派手で見応えあるし、漫画原作の実写化としてはかなり良い方だと思う。


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2012.08.26 Sunday | category:映画
| りんこ | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画 桜蘭高校ホスト部

ドラマの出来が非常に良かったので(DVD-BOX買うぐらいには)劇場版も観に行きました。原作に思い入れがある人の中には実写なんて受け入れられないという人もいるかもしれないし、例えば環やハニー先輩は見た目が全然違うけれど、それでも非常に原作に忠実でクオリティが高い実写化だと思うので騙されたと思って一度観て頂きたいです。本当に。見て駄目だったら仕方ないけれど、見もせずにあんなの違う〜!って言っちゃうのは、桜蘭の場合勿体無いと思うので。原作が愛されてるんだなぁと思える、そんな実写化ですよ。


原作全部持ってるんだけど、このエピソードに関してはうろ覚えで、あぁそういえばこんなのあったな…という程度の記憶でしたがドラマ同様とても面白かったです。何度も笑いそうになった。ドラマから継続して出演している役者のキャラ作りが徹底しているので、個人的には原作のイメージを壊されることは全くなかったし、山本裕典くんはものすごく環だと思うよ。見た目じゃないよ!演技が!中身が環なんだよ!!


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2012.03.22 Thursday | category:映画
| りんこ | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密

観に行ったの二週間近く前。原作は子どもの頃に一通り(その当時発売していた分に関しては)読んでいる。


監督がスティーブン・スピルバーグ、製作にピーター・ジャクソンという豪華な顔触れでフルデジタルCGで製作した映画。ストーリーは「金のはさみのカニ」、「なぞのユニコーン号」、「レッド・ラッカムの宝」の3作を混ぜた感じかな。

字幕は上映回数が少なかったので、3D吹き替えで見てきました。まぁ、日本人は吹き替えのが良いかも分からんね…この作品に関しては。タンタンっていう名称なの日本だけだしね…。因みにタンタンの声は浪川大輔だった。


フルCGなので制限なく色んなことが出来るわけで、アクションが派手なシーンとかもあってそれは良いんだけど、どうもタンタンの顔が…なんか違う……。あののっぺりした平面イラストが可愛いのに立体的になるとなんかこわい。これなら普通のアニメでも良かったなと個人的には思う。原作に愛着のある身としてはね。

しかし一見実写のようにすら見えるCG技術は素晴らしいので、そこは見る価値あると思う。


ストーリーも悪くなかった。特別盛り上がる箇所があるわけじゃないけど、映像で魅せる作品だと思うしね。最後がさも続編ありますよって感じで終わったんだけど、続編あるのかなぁ。正直日本ではあんまりヒットしていない気がする…思ってたほど客入ってないよね。宣伝不足なのか時期が悪いのか、はたまた日本ではそこまでタンタンの冒険に知名度がなかったのか。

面白かったけど、原作は超えられなかったかなという感じ。原作と映画は別物だと考えれば十分楽しめたけどね。ただ、ハドック船長が「コンコンニャローのバーロー岬!」って言わなかったのがすごく残念だった。楽しみにしてたのにー。

能力がタンタン<<<スノーウィということが顕著な映画だった。続編があったらあったで多分観に行くし、機会があればまた原作読み返したい。

2011.12.21 Wednesday | category:映画
| りんこ | 21:57 | comments(0) | trackbacks(1) |
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